2009年11月20日
東京海上ホールディングス株式会社
東京都千代田区丸の内一丁目2番1号
コード番号 8766

インドにおける合弁生命保険会社設立について


東京海上ホールディングス株式会社(社長 隅 修三)(以下「当社」)は、インドの有力金融サービス会社であるエーデルワイス・キャピタル・リミテッド社 (以下「ECL社」)との間で、インドにおいて合弁生命保険会社「エーデルワイス・トウキョウ・ライフ・インシュアランス・リミテッド」を設立することで 合意しました。これにより当社はインドで損害保険事業と生命保険事業の双方を展開する日本で唯一の保険グループとなります。今後、インド当局の認可取得手 続を進め、2011年1月の開業を目指します。

当社は、世界トップクラスの保険グループを目指し、海外保険事業の規模・収益の拡大を中長期の成長戦略の牽引役と位置づけております。この戦略に沿って、 昨年英国ロイズ「キルン社」、および米国の損害保険グループ「フィラデルフィア社」を買収 し、米国・ロンドン両主要保険市場に布石を打ち、海外保険事業の収益の飛躍的な拡大を実現しました。また、アジア、ブラジル等の新興国においても、従来か ら中長期的に高い成長が見込める有望市場と位置づけて、自力成長とM&Aにより、損害保険事業と生命保険事業を展開してまいりました。

イ ンドは近年急速な経済発展を遂げており、保険市場も継続的な労働人口の増加や国民所得の向上などに伴い、今後長期間に亘り高い成長が持続することが見込ま れています。当社はこうしたインド保険市場の成長性と将来性に以前から着目し、平成12年(2000年)にインド農民肥料公社「イフコ社」との合弁損害保 険会社「IFFCO-TOKIO General Insurance Co., Ltd. (ITGI)を設立して、日本の保険グループとして初めてインドの元受損害保険市場に参入いたしました。その後、生命保険市場についても、新興国市場にお ける収益機会の更なる拡大という観点から検討を進め、今般ECL社との合弁にて参入することで合意するに至ったものです。

新会社は当社が 国内外で培った保険事業に関する幅広いノウハウに加え、ECL社のブランド力と顧客基盤を活用し、お客様のニーズに合った質の高い商品・サービスを提供す ることを通じて、インドの保険市場の発展と、当社グループの海外保険事業の規模・収益の更なる拡大に貢献してまいります。

 
1.インド生命保険市場の概要

市場規模
約4兆円(2008年3月末時点、保険料収入ベース)
平均市場成長率
約26%(2001~2007年度*、保険料収入ベース)
生命保険会社数
(営業認可取得会社)
23社(エーデルワイス・トウキョウ・ライフ・インシュアランス・リミテッドを除く)
特徴
貯蓄性商品の個人代理店による販売が主流
*インド保険会社の会計年度は日本同様4月から翌年3月末まで
(1ルピー=2円で換算、以下同)

2.合弁生命保険会社の概要

会社名称(予定)
エーデルワイス・トウキョウ・ライフ・インシュアランス・リミテッド
(英文名称:Edelweiss Tokio Life Insurance Limited)
本店所在地
インド共和国マハラシュトラ州ムンバイ市
資本(開業時)
55億ルピー(110億円)
持分比率
当社    26% (インドにおける外資の持分比率の上限。東京海上日
                           動火災保険株式会社を通じて出資。)
ECL社    74% 
開業(予定)
2011年1月
事業概要
開業当初は貯蓄性生保商品の個人代理店を通じた販売が主体。その後段階的に商品、販売網を拡充する予定。

3. エーデルワイス・キャピタル・リミテッド社の概要

1995年に投資銀行として設立。2000年頃から法人分野で事業の多角化を推進し、近年はリテール市場への進出も図っている。

正式名称
エーデルワイス・キャピタル・リミテッド
Edelweiss Capital Limited
主な事業内容
投資銀行業務(資金調達、M&Aアドバイザーなど)、法人向証券ブローカー業務(株式売買仲介、証券調査など)、法人向けローン、アセット・マネジメント等
設立年
1995年
所在地
インド共和国マハラシュトラ州ムンバイ市
代表者
会長 兼 最高経営責任者 ラシェシュ・シャア
純資産
251億ルピー(約502億円)
総売上
90億ルピー(約180億円)
税引後利益
18億ルピー(約36億円)
従業員数
約1,300人
主要株主
創業者及びその関係者(38%)、その他社員(14%)、機関投資家 (41%)(*)、その他株主(7%)
(*)うちシンガポール政府関係運用会社(GIC): 8.3%      (2009年3月末決算時点)
 
以 上